5月に受けたDELF B1試験。
結果は2ヶ月後。それも、自宅へ合否結果の郵送もなく(もちろんメールもなく)、試験会場に取りに来い!という、いまどき何じゃそれ。
試験終了後から結果については考えたくなく(=落ちただろう、と)、この2ヶ月、無の境地で暮らしてきました。
でも、ここ最近は ” そろそろ2ヶ月か、、、” と時々DELFのHPを見ては ” よし、まだ結果出てない、” と変にホッとしてたりしてました。
ところが、今日(昨日?)、ついにHPで2016年春のDELF 結果出たので、取りに来い!とのお知らせが。
来た〜〜、ついに、、、。
1日うつうつ。。。
仕事の後、受験票を取りに一旦家に戻り、憂鬱な気持ちで受験会場へ。
この道を何度緊張して歩いてきたんだろう、、、と。
会場に閉店ギリギリで間に合い、待つこと数分。
受験票と身分証明書を出す。
脇汗がハンパない。ここで汗をかく理由がわからない。おまけに震えていた。受付のお姉さんに震えているのがバレるんじゃないかと、さらに脇汗。
意味不明。
やっとお姉さんが、1枚の紙を目の前に。
うお〜〜〜〜。
見えた、見えた。
57.00という数字とadmisの文字。(注;50点以上で合格です)
お姉さんは名前とか住所とか間違ってないか確認してください、とかなんとか言ってるがそれどころではない。
合格だ〜〜〜〜。
これを取りに来るまでの間、ずっと落ちた自分をシミュレーションしていた。
今回は、来年の受験のための準備だった、
落ちても何も変わらないぞ、
来年、受ければいいじゃないか、
そうだ、もともと無理だったんだ、
絶対、落ち込むなよ、落ち込んで勉強できなくなるのは最悪だぞ。
、、と自分に言い聞かせる。
でも、合格!!
結果は
ギリギリに毛が生えているではないか!、よし、いいぞ!!
点数なんていい。admisの文字が欲しかっただけだ。
仏検2級試験が終わり、腑抜けになっていたもこすけにもう一度命を吹き込んでくれたDELF B1。
3月から5月中旬までの2ヶ月半。
必死に頑張った。
全く問題集ができず、何度泣いたかわかない。
読めない、聞き取れない、書けない、話せない。
3月、旅行中のフランスにも問題集を持ち込み、全くできず、フランスでも泣く、泣く、泣く。
こうなったら、神頼みだ!と太宰府まで行きました。
太宰府!
執念!
こんなハチマキも買いました。
絵馬も書きました。
すがれるものには全てすがって勝ち取った合格。
DELF B1に合格したいばっかりに引きこもりのもこすけはフランス語の学校にも初挑戦。
(結果、学校は向かない、2度と行かない!と、いい社会勉強に、、、)
2ヶ月半、必死に頑張り、執念で勝ち取った合格です。
本当にうれしい。
会場からの帰り道、一人でじんわり泣きました。
本当に苦労したので。
12000円の受験料は高い!、ですが、こんな涙あり、苦労あり、感動あり!のドラマを味わったのだから、よしとしましょう。
この一瞬の感動を味わうため、試験オタクは生きているのです。
まだまだ、仏検準1級、1級、DELF B2、DALF・・・と試験オタクを楽しませてくれる意地悪な試験達が待ってます。
ネチネチ頑張る!
この最高の気持ちは本気で努力した人にしか味わえないのだから。